Huawei Freebuds4購入
HuaweiのFreebuds3といえば、インナーイヤーで初めて(多分)ノイズキャンセルを搭載した機種として出て、カナルに中々慣れない自分としてはこれ幸いと飛びついた。当時はまだCOVID流行前で新幹線の出張もあったので、ノイズキャンセル機能は結構助かった。といっても、インナーイヤーであることと、マイクで拾った音を利用して打ち消すタイプだったため、それほど強力なキャンセル機能ではなかった。そのノイズキャンセルが4でパワーアップしたとなれば買うしかない。ということで、出ていることが分かった日に買ってしまった。
外観
箱の中には本体とUSB-C充電ケーブルが付属する。ちなみに3では非接触充電に対応していたらしいが、4では非対応になったらしい。
Freebuds3と4の比較。左が4。僅かに4の方が小さく、艶消しの見た目が良い。
色はシルバーを選んだけど、あまりにギラギラで周囲が激しく映り込んでしまうので、公式の写真をお借りした。イヤホンは3の時もそうだったが、滑って取り出しにくい。3はまだ摩擦が多少聞いたが、4は滑って全然掴めない。公式でも取り出し方があって、回してとるようなイラストがあるけど、最初は全然できなかった。人差し指をしっかり奥に差し込み、若干上に持ち上げるようにしながら捻ると、楽に持ち上げることができた。ここはもう少しなんとかして欲しいところでもある。
ノイズキャンセルについて
これは実際に使って3より遥かに良くなっているのを感じた。3ではエアコンや換気扇の音が弱くなった、と感じる程度であったのが、4では非常に小さくなる。音楽をかければ全く気にならない。Podcastのような話し声もしっかり聞き取れる。4はフィードフォワードとフィードバック方式のハイブリッド型とのことで、その効果は確かに高くなっている。
音質
元々3の音は楽しく、低音もインナーイヤーにしては出ている方だったけど、4はそれにもう少し磨きがかかり、全体として楽しい音になる。インナーイヤーで圧迫感がなく、気軽に楽しい音が聴けるので、日常で気軽に使うにはとても良い。ただ、3よりももしかしたら聴き疲れしやすくなっているかもしれない。ここはもう少し使って確認したい。
アプリ
もう一つ嬉しい点はアプリがiOSにしっかり対応したことだ。3が出た時はAndroidのみしかソフトがなく、ファームウェアの更新、ノイズキャンセルの調整、ジェスチャーの変更などはわざわざAndroidでやらなければならなかった。幸い古いAndroidタブレットがあったのでそれで行っていたが、面倒に感じていたので嬉しいことである。
総評
まだそれほど使い込んでいないけど、基本的な使い心地は変わっておらず、全体的に正統進化しているので満足度がすでにかなり高い。また、ジェスチャー操作の幅も増えて音量が調整できるようになったのも相当嬉しい。インナーイヤーしか合わないけどノイズキャンセルも欲しいという人は選択肢がほぼないけど、これはそういう人を受け止めるだけの使いやすいさと機能を持った製品なので、とてもおすすめです。