tachisanの日記

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耳をふさがないワイヤレスイヤホン Victor HA-NP35T

すでにワイヤレスイヤホンは下記を3つほど持っている。

ワイヤレスイヤホンを使うときは、大体何か作業をしながらが多い。どれも非カナル型で、Freebudsはノイキャンで周囲の音を消しつつ作業したいとき、Earsetは音が良いので音楽を楽しみつつ少し動きたいときという感じだった。ただ、非カナル型といえど、やっぱり周囲の音は聴こえにくくなる。ということで、今回の耳を塞がないタイプは気になっていた。

ということで、今回はVictor HA-NP35Tを買ってみた。

 

外観

よくあるケースに収納して充電するタイプである。充電のコネクタはUSB-C。取り出しは簡単で、Victorのロゴがついているところをつまむと取れる。それなりの大きさがあるので、取り出すときに落とすことは少ないと思う。ケースは結構大きく、ポケットに入れて持ち歩けるようなサイズではないのが残念である。ただ、ケースで充電する上である程度電池容量を確保するには仕方ないところか。それと、後述する本イヤホンの消費電力が大きいと想定される問題も、関連すると思われる。

 

装着状態

www.victor.jp

装着状態は公式サイトで確認してもらうのが良い。イヤホン自体は眼鏡のように耳にかけ、スピーカー部は耳の穴の上に止まる。装着感は悪くない。このタイプはメガネとの干渉が不安だったが、そんなに違和感はなく、許容できる範囲だった。また、私生活程度の動作では動くことはほとんどなく、適度にしなるボディによってうまく止まっている。大きさに対する多少の許容度もありそうである。

 

バッテリーの持ち

まだそれほど長く使っていないので分からないが、大きさからしたら持ちは良くないように思う。耳の外で音を鳴らすタイプのため、どうしても音を大きくする必要があり、バッテリー消費が大きいのではないかと思われる。

 

まだ判断できるほど聴いていないが、耳の外で鳴っている割にはそれなりに良い。周囲の音の取り込み性は良く、コンセプト通りだと感じた。イヤホンの音と混ざって聞こえにくいかと思ったがそんなことはなく、きちんと周囲の音を聞くことができる。音漏れは一般的なイヤホンより大きいので、静かなところで使うときは一旦耳から外して確認した方が良い。最大音量はそれほど大きくないため、周囲がうるさいところでは聞こえにくい。音楽は良いけどポッドキャストみたいな話を聞くものは特にその傾向がある。

 

操作性

特に専用アプリなどもなく、Bluetoothでペアリングするだけなので簡単。一度ペアリングすれば、取り出すだけで接続する。ただし2台同時接続などはできず、他の機器につなぐときは一旦接続を解除する必要がある。また専用アプリなどもないため、細かい調整の機能などもない。マイクは付いているため、そのまま電話や通話が可能。ただ、音楽使用時の操作性はあまり良くない。下記が操作方法だが、反応が良くなく思った操作ができないことが何回かあった。また、このイヤホンの装着方法の点から仕方ないが、操作部が耳の上の方に来るため髪がかかって操作がしにくい。人それぞれではあるが、人によっては気になると思う。Appleのearpodsなどはうどん部が操作部なので、やはりそちらの方が使いやすい。

 

総評

とまあここまで書いたが、このイヤホンが活躍できる場所は多いと思う。自分の用途と照らした時に合うようなら、買いではないかと思う。類似の製品にソニーのものもあるので、それが比較対象となる。自分は装着時の安定感からこちらを選んだ。値段は12,000円と試しに買うには少し抵抗があるが、周囲の音を気にしながらも音楽を聴きたい人にはおすすめです。