3Dプリンタを買ったので色々実験中
家でいろいろ気にしないで使える3Dプリンタがずっと前から欲しくて、この年末についに注文してみた。色々と調べたなかで一番よさそうだったのがM3Dというところが出してるものだった。
Paypalのアカウントがあればそれほど難しいことなく買えるけど、基本全部英語になっちゃう。一応国内代理店もあるみたい。
ただ、お値段的には国内代理店の方が高い。
今回M3Dから直接買ったけど、$50のプロモコード付きで下記のようになった。
説明 | 単価 | 数量 | 金額 |
Discount | -$50.00 USD | 1 | -$50.00 USD |
The Micro+ 3D Printer (New 2017) - Black | $299.00 USD | 1 | $299.00 USD |
3D Ink™ (PLA Limited Edition) $15 Ea. - Opaque Fire Truck | $15.00 USD | 1 | $15.00 USD |
3D Ink™ (PLA Limited Edition) $15 Ea. - Opaque Blue Moon | $15.00 USD | 1 | $15.00 USD |
これで合計$279、配送料が$53.26で合計$332.26となった。日本円で39,140円。ただ、DHLで輸送されたので、別途で税が2,680円取られた。これに対して国内はフィラメントが1本ついて69,800円となる。2万円以上の差額だ。ただ実は今回、初期トラブルがあって苦労したので、そういうことを考えると高くても国内代理店という手もあるかもしれない。
届いた箱はめちゃくちゃコンパクト。段ボールはこれより一回り大きいくらいで、一緒に頼んだフィラメントが2つ入ってた。
最初にマニュアルとソフトをダウンロードしろ、みたいな紙があるのでそれに従う。基本的にマニュアルに沿って作業すればOK。輸送中にダメージが無いように止めてあるテープを剥がし、XY軸の動きを止めるためのガントリークリップ、Z軸の固定用のスポンジを取れば準備完了。Z軸を固定していたスポンジがちょっと取りにくかった。それと、テープが剥がしやすいように端が折り返してあったのが気が利いてるなと思った。
ソフトをインストールし、USBケーブル、電源ケーブルの順につないで準備完了となる。ちなみに本機には電源ボタンはない。電源を切るときはまずUSBケーブルを引っこ抜いて、10秒くらいしてから電源ケーブルを引っこ抜けとマニュアルに書いてある。
次にフィラメントのセットとなる。本機は内部にフィラメントを入れる場所があって、すっきりとフィラメントを供給できる・・・はずだったんだけど、これがうまくいかなかった。どうやってもフィラメントがちょっとしか入っていかない。出荷前のテストのフィラメントが残っている、というようなことを書いてあったのを事前に見ていたので、試しに何度かフィラメントを入れようと試みたが、新しいフィラメントは入っていかない。多分供給ラインの途中で詰まっちゃってる。吐出のとこでも古いのが残っていたので、それは取り除いた。このあたり細かいところは省くけど、同じ苦しみに巡り合った人がいたら、もう少し詳細載せます。
ということで、内部からの供給はあきらめて、外部から供給することにする。外部から供給するには、リールホルダーが必要なんだけど、そのリールホルダーの3Dモデルが公式サイトで公開されていて、自分で自分のパーツを作るというナイスなものだ。
そんでめでたく完成した姿がこれ。なかなかイカす。
そして、とりあえず適当に拾ってきたスタクラ関連のモデルを印刷した結果がこれ。
当初のモデルをかなり小さくして造形してるので、多少の無理はあるけどよくできていると思う。空間の下にはサポート用の造形物が入るので、造形後にそれをバリバリと剥がすと完成となる。これはなかなか楽しい。
とうことで、こんなことだけに使うなら高いおもちゃだけど結構楽しい。興味があったら是非試してみてください。