tachisanの日記

ゲームとか気になったこととか

2021/09/19の興味のある記事

ちょっと仕事が忙しくなると習慣が続かないのが悪い癖。気になった記事はストックしているけど、忙しくなると全てを仕事の時間(と自我を維持する時間)に費やしてしまうのが良くないんだろうなあ。ということで三連休になんとか習慣を取り戻してみる。

jp.techcrunch.com

永遠の30年とか50年先と言われている核融合炉だけど、最近は色々と新しい成果が出ているように感じる。核融合は高温・高密度の条件下で進む反応で、いくつかの組み合わせが提唱されている。それぞれローソン条件と呼ばれる核融合が持続的に起こる条件が異なる。確か今は1億度前後を目指して研究が進められている。当然それだけの温度を保持できる材料はないため、磁場で壁面と触れないように制御される。と言っても一箇所に集めておくのではなく、ドーナツ型に磁界を発生させ、それに沿ってプラズマのイオンや電子が飛ぶことになる。これが磁気閉じ込め方式の核融合である。

一方、上記記事にあるレーザー核融合は、磁気閉じ込め方式よりも高密度を作ってローソン条件をクリアし、瞬時に核融合させることでエネルギーを取り出す方式である。(間違ってたらすみません)

磁気閉じ込め方式は磁力の強さや制御、レーザー方式は高密度のレーザー、中性子が出る方式の場合は炉壁の劣化、など個別にまだ解決すべき課題は多いけど、基本的な考え方をベースに開発が進められている。

記事にもあるように国の研究でないため、開発スピードや課題解決に向けた動きなどはこれまでと違ったものになるのではないかと期待される。仮に月面に基地を作り、高いエネルギーを得ようとした場合、初期にはこういった方式が有利ではないか。(太陽光はパネルの生産にエネルギーがいるのと嵩張るので)

 

jp.techcrunch.com

昔懐かしい東芝のLbrettoを思い出した。小型なのでキーピッチが気になるけど、それが悪くなければちょっとした文章入力には結構使えるかもしれない。幾つかレビューを見ていると組み立て精度は良くなく、極めておもちゃ的のようだけど、価格を考えると雑に持ち運べるWindows機としては結構ありなんじゃないかなと思った。

 

www.itmedia.co.jp

Twitterでも少しバズっていたけど、きちんとまとめられたこの結果は素晴らしい。特に下記は以前から言われていたことだが、それが明確になった。

この研究によると、Microsoftの全社的なリモートワークへの移行は、社内のビジネスグループ間のコミュニケーション、コラボレーションに悪影響を及ぼし、従業員の生産性と長期的なイノベーションを脅かしているという。

現在、多くのテック大手が従業員がオフィスに戻るように働きかけているが、うまくいっていない事例が多い。自分自身、リモートで仕事をしている方が集中でき、仕事への満足度が高いので、その言い分はとてもわかる。しかし、最近読んでいる多様性の本から感じるのは、やはり多様な人が同期型コミュニケーションを行うことが、イノベーションには極めて重要ということである。それがビデオ通話でも成り立つものかはまだ理解できていない。この本はこれまで自分が抱えてきた疑問や体験に対しての解があり、読了したらレビューしたい。

 

monoist.atmarkit.co.jp

塗布で製作でき、軽く、曲げられるという次世代の太陽光発電がペロブスカイトだ。軽いということは設置場所の制約を受けにくくなるため、壁面への設置も容易になる。日本のように国土が小さい国は三次元的に土地を使用しているが、その壁面に設置することでそれなりの発電量が期待できるのではないか。数年前から期待されて開発が進んできたものだが、製品化の目処が出てきたことでこの先が楽しみである。既存の太陽光の場合、製造装置を購入して設置すれば一貫した製造ができる「ターンキー」が主流となり、中国が装置を大量に購入して覇権を取ってしまった。この方式の場合どうなるか。